今年最後の渓流釣行二日目。本当は朝イチから釣るつもりだったが、昨日は寝ないで山梨まで来て釣っていたので、体力を考慮してゆっくり始めることにした。
千曲川本流
まずは、今回お世話になった野辺山のペンション「かんだんけい」のオーナーオススメの千曲川本流の堰堤からスタートすることにした。
いかにもでかいのがいそうなポイントだが、5.8ftのロッドではこの規模の川にはやはり短すぎた。少し立ちこんで釣ってみたりもしたが、反応はなかった(というか、エントリーが楽なのでもうだれか入ってるんだろうなぁ)。
A川
さっきのポイントのすぐ脇を流れるA川へ移動するが、川の脇には車が3台。川を見ると今はじめたばかりのような釣り人がいた。本当はこの川を釣る予定だったが、先行者が多そうなので場所を移動することにした。
C川
A川からかなり離れたB川へ移動。持ってきた地図の縮尺がおかしいのか、おもったよりも早くB川へ着いた。ポイントを探して車を走らせていると、C川へと繋がる道へ出たのでC川へ移動。C川はルアーをやるのにちょうどよさそうな川だったので、この川で始めることにした。
すこし川を覗くと、道路脇の浅い溜まりにもヤマメが数尾いた(ルアーを投げたが逃げまどっていた・・・)。魚は多そうだ。しかし、橋という橋(駐車スペース)には人、人、人。平日なのになぜこんなにひとがいるのか。結局上流まで車を走らせるが人がいるか、車が置けないかなので、下って入渓点を探すことにした。
川まで距離があるが、上から見てよさそうなところがあったのでそこで釣ることにした。 しかしそこは小型が数尾チェイスしてくるだけ。上下に少しだけ探って草々に切り上げる。
次のポイントは川まで近いが入渓点がなかなか見つからないところだった。なぜここをえらんだかというと、いかにも魚のいそうな小さな堰堤が見えたから。
川へ降りれるところがあったので、堰堤に向かってゆっくり釣り下がっていくと数カ所ポイントがあった。キャストすると反応する魚がいたが、2キャスト以降は出てこなかった。
堰堤についてキャストをするが反応がない。あきらめつつ堰堤真下を探ると、水の中で反転する魚影が見えると同時にグイッ、グイッという感触が伝わってきた。待望のヒットだ。昨日は小型ばかりだったので、上がってきた23cmのイワナはとにかく嬉しかった。
しかしこのあたりから雨が降っては止んでの天候となってきた。
さらに場所を移動すると、橋の下によさそうなところがあった。2.5mほどのコンクリート斜面を降りなければならないので、おそらく誰も入っていないだろうとおもいここに入ることに。ところが、コンクリートの斜面は思ったよりもこう配がきつく、降りたはいいが登れるのか・・・。あとのことは気にせずに橋の下回り、堰堤とキャストするがチェイスもない。堰堤脇の薮を見ると、堰堤上へ繋がる踏み跡が・・・。
釣り上がっていくと、簡単にエントリーできる場所があった。知っている人はここから入渓するんだなぁ・・・。どうりであんなにいいポイントなのに魚がいないわけだ。
こちらの入渓点のすぐ脇には淵があり、魚影も見え、ライズする魚もいるのだがスレているのかルアーへの反応はほとんどなし・・・。再び場所移動。
B川
B川へともどり、道路脇の堰堤を釣るが反応はない。堰堤上を釣ろうとしたら、止んでいた雨が再び降り出した。堰堤上の淵ではルアーに反応する魚がいたが、バイトにはいたらなかった。
D川
再び場所を移動するが、雨はどんどん強くなるばかり。思いきってかなり距離はあるが渓相のよさそうなD川へ移動することに。途中、千曲川本流も川幅が細くなってきてよさそうなところが多々あるが、この雨ではロッドを振る気にならない。D川へ着くと雨が止んだので挑戦したが、あまりにも川が細く、ルアーを引ける距離がないのですぐに上がった。
上がった途端にまた強い雨になった。
かんだんけいに戻って車のメーターを見ると、今日の移動距離はなんと110km! こりゃ、釣っていた時間よりも移動していた時間の方がはるかに長い・・・。川が多いのでいろいろ見てしまったのだが、やはり一ケ所で長く釣り上がるべきだった。でも次回行く機会があれば、入渓点がわかるからよしとするか・・・。
千曲川南佐久漁協の情報に詳しいペンション「かんだんけい」のサイトはこちらからどうぞ。主にフライフィッシャーに人気の宿ですが、お話好きのオ-ナ-夫妻とかわいいワンコ「リュウタ」がいる宿です。
釣りの話以外にも盛り上がって、夜中まで話し込んでしまいました。