タックルを新調して釣果がさっぱりのスランプ状態から脱するべく、4月13日以来の釣行。前回の貧果を反省し大物狙いを改めて、トリックサビキ+3 号サビキの二刀流で確実に釣果（豆アジ）を上げようと準備完了。
　初心にかえり基本に忠実に釣りをしようとイメージトレーニングをしながら、勝浦へ向かう途中で釣具屋へ。入り口付近に「アジ　カゴ釣りコーナー」が・・・。もしかしたら大きめのアジが回遊しているかもしれないと、まんまと釣具屋の販売戦略にはまり、投げサビキ（中・大アジ用）を購入。日頃仕事で、小売り関係の広告・ＰＲ提案をしている関係でこのような販売側の「売ろう」とする姿勢は熟知しているつもりなのに、こと趣味となると一消費者となってしまう私は、初心は忘却の彼方へ、願いは一発大物！1時間後、勝浦でカゴ仕掛けを投入していました。
　しかし、南西の向い風に仕掛けは放物線の頂点で急降下。通常、右に流れる浮きが手前に戻ってくる状態で、アタリはナシ。オキアミ→バイオワーム→青イソメとサシ餌を替えるが状況は変化無し。右手のルアーマンがシーバスをヒットさせたので「アジは逃げてしまったんだ・・・」と意気消沈し、移動を決意。
　赤灯へ行きたいが、海老網とゴミ問題で立入禁止。結局、場所を変えてカゴ釣り再開。南西の風を背にして今度は仕掛けが飛ぶ！しかし、アタリはナシ。コマセを替えるために仕掛けを回収すると、5cmの豆アジ！？が初ヒット。アジの体高よりも大きな針が上顎にしっかり掛かっています。恐るべし豆アジ！。ん？豆アジ・・・！ここでやっと初心に帰った私は3号のサビキを足下に投入。ついでに、前回まさかずさんとの釣行で集魚灯を使ったのを思い出し、玉網の柄に懐中電灯を結びつけ、さらにアミエビを大量投下。あとはアタリを待つだけ。
　一段落してタバコに火をつけていると、いきなり目の前の竿が海中へドボン。海中で悲しげにユラユラ揺れるケミライトを頼りに、玉網で仕掛けと竿を無事回収。ボラの仕業か？それとも巨フグ？こんな夜中に？再度仕掛けを投入してすぐにアタリ！久々に味わうアジの引きを堪能し、上げてみると23cmの中アジ。足もとでこのサイズが釣れるなんてビックリです。簡易集魚灯の威力かたまたまアジが通りかかったのか、その後豆アジと中アジを交互に釣り上げ、順調に釣果をのばします。
　夜が明けアタリが少なくなったので、5号の磯竿に投げ仕掛けでキス狙い。一投目でいきなり26cmのキス。天ぷらサイズに満足し2匹目を狙うが、後がつづかず釣れるのはピンキスとフグ、たまにボラ。北西の風が強くなりエサがなくなったところで納竿。

総括：こんな釣果でも大満足
本日の反省：基本に忠実に、柔軟な状況判断！
次回目標：刺身アジ！？（学習能力ナシ）

※まさかずが持っている集魚灯はコレです。アジのほかイカ釣りなどで重宝します！　購入はナチュラムが安くてオススメです。