■台風の影響はナシ、逆に渇水(?)
日にち
天気
気温
ターゲット
8/10
のち
32℃

イワナ・ヤマメ・ニジマス

場所
潮流
水温
群馬県ようらく
-
冷たい
釣行記

8:00〜17:00

大型で強い台風10号が8/9に本州を通過して行った影響でダメかと思っていたが、ようらくにバーベキュー&釣りに行こうとしていた今回は別グループで釣行の友人チョグが「どうやらだいじょうぶらしいよ」と言うので、まさかずと、トラウト初参戦の友人しゃらさの二人でようらくへ向かうことに。チョグは会社の同僚たちと現地集合になっているのでバイクで行くとのこと。

当日は朝から晴天で、向かう途中の高速道路の混雑具合がこれから始まる帰省ラッシュを感じさせたが、大きな渋滞に巻き込まれることもなく予定通り8時少し前に到着。今回は管理人のおじさんが少し早めに来ていたみたいで、まさかずたちが管理棟へ向かう途中すでに準備をしている人もいた。

受付を済ませ、準備開始。トラウトの道具を持っていないしゃらさにはまさかずが前に使っていた道具を貸す。いざ川へ!
意気込んで川へ降りて行くと、な、なんと水が少ない! というか、前回来た時と比べると、場所によっては1/2くらいの水量の所もある。受付の時、管理人のおじさんに台風どうでしたかと聞いた時、「全然降らなかったよ。雨が降って増水してくれればよかったんだけど」といっていたのがわかりました・・・。
普段あまり川へは来ないしゃらさは、「マイナスイオンが気持ちいい〜」と御機嫌な様子。これで魚も釣れればよいのだが・・・。
まずは下から2番目のプールでしゃらさの練習、と思っていたのだが、そこはプールではなく瀬(+淵)になってしまっていた。これはダメだ。しかたなくそこから2つ上の淵へ移動。しゃらさにこう投げるんだよ、と教えながらまさかずも釣り始める。えー、渋いです。1尾かかったんだけど、バラシ。その後、しゃらさを残して下の淵、瀬(になってしまったプール)へ移動。1キャッチ2バラシ(岸ギリギリのところでバレた・・・)。
ここで、チョグが登場。チョグは昼頃までしか釣りが出来ないのだが、半日券がないのをなんとか交渉してみたが失敗、他の川を見ながら釣ってくると言い残してどこかへ行ってしまった。その後帰る前に顔を出してくれると思っていたが、そのまま他の場所で釣りをして帰ってしまったとのこと。
その後、一番下のプールでしばらく釣るが、結局上がらず(魚はいるが反応しない)。また上の淵に戻り、そこからウェーダーなしでいける一番上の落ち込みまで釣り歩いて行くことに。途中にある、「魚はいるが渋い」淵にルアーを投げると、ルアーの付近でなにか小さなものがキラキラひかっている。なんだ? と思ったら、どうやら魚が掛かっているらしい。上げてみると、ルアーとあまり大きさの変わらないヤマメ・・・。でも、魚体もパーマークもとても綺麗でした。その後、上まで釣り歩くもアタリ無し。

下の淵までもどって休憩していると、常連さんらしいフライマンがきたのでしばらく話し込む。どうやら、この釣り場はもともと水量が少ない所らしく(今日でも多い方と言っていた)、ルアーには不向きな釣り場らしい。そうか、今日が渇水なのではなく、普段は水が少ないのか。今日釣れるのは小さいのばかりだと言っていた。「ルアーのポイントって少ないでしょ」と言われ、確かにポイントは少ないかもしれないが、超初心者のまさかずとしては、とりあえず満足できるくらいのポイントはあると思った。
話していると、管理人のおじさんが魚を放流しに来た。しゃらさに「チャンスだから頑張りな」といったが、おじさんに「こっちに魚をたくさんいれるから」と言われたようなので、しゃらさはおじさんの後を追いかけて上の方へ。まさかずは一つ下の淵へ移動。放流したてということもあって、1キャスト目でヒット。15cmくらいのニジマスだった。これは小さいのでリリース。その後もヒットが続き、しゃらさが戻って来たので「こっちで釣ろう」と二人でその淵で釣ることに。しゃらさのルアーもまさかずと同じもの(色違い)にして、「あそこに投げてこうやれば釣れるから」と教える。初めはキャストがうまく出来なかったが、いい所へキャストできた。
「いい所へ投げられたよ。がんばれ〜!」
すると、水中でひるがえる魚体が見えた。
「もしかして掛かってない?」
「来てた」
どうやら、魚が小さいのもあってか掛かっているのがわからなかったようだ。
「どうするの」
と取込み方がわからないうちに、ばれてしまった。小さいけどヤマメだった。
「こういう風にロッドを立てて、小さかったらそのまま抜いちゃえばいいから」
数投後にまたヒット。今度はちゃんと取込みも出来た。ニジマスだ。抱卵(?)しているのか、魚を飲み込んでいるのか、お腹が出ている。記念すべき1尾目だ。
「まだいるからやってごらん」
と言ったものの、そこではまさかずが数尾追加しただけでしゃらさは上がらず。再び上の淵を目指して移動することに。
途中の淵はあまりよくなかったので、一番上の堰堤まで来てしまった。しゃらさに立ち位置とキャストポイントを教え、まさかずは川の真ん中へ立ちこんで第一投、ヒット。20cmちょいのヤマメだ。しゃらさが「もう釣ったの?」と驚いていた。「釣れるから頑張ってごらん」というと、しゃらさにもヤマメがヒット。キープするのでランディングネットを持ってしゃらさの所へ行き、魚を取り込んで元の位置に戻ると、しゃらさの竿がしなっている。
「来たの!」
どうやら大きいようだ。
「今行くから頑張れ〜」
目測24〜2
5cmくらいのニジマス(かとおもって帰ってから計ったら28cmあった)で、今日一番の大物だ。
ここで一度もとの淵へ戻ってお昼にすることにした。 時刻はすでに1時半だった。
昼飯を食べて釣りを再開しようとした所、しゃらさがダウン。どうやら、帽子をかぶっていなかったので直射日光にやられてしまった模様。気がつかなくてスマン・・・。
ということで午後は一人で釣りを再開。釣り人が少なかったのもあってか、各所で魚をあげるがサイズはイマイチ。ブラウンも一尾釣れたが13cmほど・・・。午後に釣れた魚はほとんどがリリースサイズだ(レギュレーションでは15cm以下はリリースだが、20cm以下のものも大部分リリース)。
しゃらさの所へ戻ってみるが、今日はもうダメなようだった。まだ時間があるので、時間いっぱいまで釣らせてもらうことにして、道路伝いに一番上のポイントへ入る。ここでは20cmちょいのニジマスが掛かった。
しばらく釣っているとアタリがなくなったので一つ下の落ち込みへ。ここは前回、今回と反応がイマイチがったのだが、一投目からヒット! ・・・しかしバラシ。今度は落ち込みの真横の岩の上からキャスト。ここから投げると、ルアーが落ち込みの根本側(といえばいいのかな?)をトレースさせることが出来た。いくつか並んでいる落ち込みの隙間をルアーが通った瞬間、なにか大きな影がルアーを追ってくるのが見えた。でかいのがいるよ〜!
もう一度キャスト。すると、落ち込みの中でヒット! 引きが強いので岩から降りて、魚を手前に寄せる。大きなヤマメの魚体が見えた! 手前にある落ち込みの中に再び入っていったので、慎重にやり取りしてランディングネットに取り込んだ。今日一番の大物だろう(とおもっていたが、計ってみたらしゃらさの釣ったニジマスに5mm足らなかった・・・)。
このポイントでもう一尾キャッチして一度真ん中辺りの淵へ戻る。なんだか今の一尾で満足してしまった。再びしゃらさの所に戻ると、時刻は17:00になっていた。あと少しだけやろうかとも思ったが、帰りの道のり、帰り支度にかかる時間を考えて納竿。

体調を崩してしまったがしゃらさも釣果があり満足のようだった。
ただ、普段はルアーには厳しい釣り場のようだということが残念だ(師匠にこの日撮った写真を見せたら「ルアーは渋そうだね〜」と言っていたし)。


反射でパーマークが飛んでますが、
綺麗なヤマメです。
釣行結果


持ち帰り
ヤマメ(〜27.5cm)・・・3尾
ニジマス(〜22cm)・・・9尾

リリース
ヤマメ・・・5尾
ニジマス・・・10尾
ブラウン・・・1尾
バラシ多数

しゃらさの釣果(午前中の釣果)
ニジマス(〜28cm)・・・1尾
ヤマメ(〜20cm)・・・2尾
バラシ・・・1尾

魚の値段


ヤマメ・・・500円(やはりここの魚はうまい)

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