久しぶりにTさんと富浦のボートに乗りに行った。狙いはシロギスとアジそしてカワハギ。ただ心配なのが、天気はよいが風が少し強い。
初めにアジ、後半キスをやる予定でいたので船長にそう告げると、開始早々かなり沖まで連れていかれた。Tさんはアジ、まさかずはカワハギ狙いでスタート。初めてすぐにTさんの竿にアタリが！　まるまると太ったキンアジだ。が、
「あ〜！」
取り込む時にぽちゃんと落ちた。
すると、まさかずの竿にもアタリが！
「来ましたよ！」
どうもアジのような引きだ。上げてみると、2本バリだったはずのまさかずの仕掛がさびきになっている。あれ？　Tさんのもう一本の竿の仕掛が絡んでる・・・。
「アジがかかってオマツリしたみたいです」
一応アジの引きが楽しめた（？）ものの、魚をビクに入れて仕掛をほどく。
いきなりアタリが続いたが、その後パッタリアタリは途絶えた。海面を見ていると、40cmくらいの青物がす〜っと通っていった。こいつのせいでアジはダメなのかも・・・。

場所を移動してまさかずは引き続きカワハギ、Tさんはサビキを入れたままもう一本の竿でメタルジグを投げ始めた。
と、まさかずの竿がグンと海面に引き込まれた。
「カワハギ来ましたよ、しかもデカそうです」
この力強い引きはカワハギ。しかもけっこうデカい。上げると22cmの良型のカワハギだった。その後も2尾追加するがサイズが小さい（1尾リリース）。Tさんのサビキにはメバルが掛かった。メタルジグの方はたまに追ってくる魚がいるようだがバイトには至らなかった。
この頃から波風共にどんどん強くなり、船長がやってきて
「今日はそろそろダメだね。早いけどもうすぐあがろうか」
と言うので、少し流しながらキスを狙って上がることにした。
まさかずがキスの仕掛を投げると、なにやら根掛かりしたのかうんともすんとも言わなくなった。1投目からこれか〜と諦めかけていた時にふわっと軽くなった。仕掛が切れたかと思った瞬間、何かがグイグイと引っ張った。
「なんかデカいのが付いてますよ」
この引きはなんだろう。キスのような感じだが・・・。ドラグからどんどんラインが出ていく。慎重にやり取りしながらかなり手前まで寄せ、そろそろ漁体が見える頃かと思った時・・・
グググ、ググググ、グググ、ふわっ
ラインブレイク・・・。
上げてみると、1号のハリスが切れていた。なんだったのかわからないまま納竿。どうやら釣りのがした魚はホントに大きかったようだ。

カワハギ・・・3尾（〜22cm）
アジ・・・1尾（17cm）
メバル・・・1尾（14cm)

カワハギ・・・１尾1000円くらい？（スーパーで買っても同じくらい？）