■ついに出た大イワナ!
日にち
天気
気温
ターゲット
10/19
晴れ曇
19℃

イワナ・ヤマメ・ニジマス

場所
潮流
水温
群馬県ようらく
-
冷たい
釣行記

8:00〜16:00

今日はひさしぶりにチョグとようらくへ。一緒に行くのは約3ヵ月ぶりになる。
なかなかの天気だが、川へ降りると先月の渇水ほどではないが水は少なめだ。とりあえずいつも釣り始める淵からスタート。チョグは下流へ、まさかずは上流へと釣り歩くことにした。
第一投、反応が厳しい・・・。数投後にヒットするがバラシ。バレると途端に魚が追ってこなくなった。まだ上流に人が入っていないようなので、ここはすぐに見切りをつけ場所移動。魚はいるが反応は渋い。少し上がったところでやっと1尾目が掛かった。18cmくらいのニジマスだ。1尾目がブラウンじゃないのもひさしぶりな気がする。
その後、落ち込み、堰堤下で数尾追加。堰堤下では足下までルアーを追ってきた魚が目の前で掛かるが、フッキングが甘かったようでバラシ。堰堤上の淵では一投目でヒットするもまたバラシ。その上の堰堤では数投目でヒットしたがなんと小さなヤマメ。このヤマメ、パーマークが尻尾の方しか出ていなくて、体はほぼ銀色。しかもヒレはピンとして透き通っている。とても綺麗だ。もしかしたら天然ヤマメかもしれない。弱らせないように水の中に浸けたまま写真を撮ってすぐにリリース。この時点でキャッチできたのはまだ6尾。バラした魚が惜しい・・・。
橋の下に入り、まずビクを置ける場所を捜す。橋の下にちょろちょろ流れがあるが(ここでもよく魚が出るが、ルアーは厳しいので)、一度ルアーを流しただけでこのポイントは捨て、そこにビクをおいた。堰堤に落ちる水の中へルアーをキャストして左側に移動しようと思ったら、なにやらロッドに魚の感触が。ルアーをキャストした方へ振り向いてみると(移動するために他の方向を向いていた)、黄色い大きな腹が見えた。イワナ!? 急いでフッキングをして寄せる。水深がないのもあってか、一度反対側へ走っていったが、手元まで寄せるのはそれほど時間は掛からなかった。しかし、持っているランディングネットに納まるギリギリのサイズ。これをバラしては! と慎重に取り込み。ネットに入れた途端に口からルアーが外れた。よく見てみるとフックが魚から外れたのではなくて、スプリットリングが延びきってフックがルアーから外れていた。・・・危なかった。ネットに納まったイワナを見ると、よくもこんなところにいたなぁ・・・と思うようなサイズだ。いままでのここでの最大はしゃらさが釣った28cmのニジマスとまさかずが釣った26.5cmのヤマメ。このイワナはそれをはるかに凌ぐサイズだ。40cmはあるだろう(計ったら43cmでした)。なんだかこの1尾で満足してしまった(これがいけなかったのだろうか・・・)。
スプリットリングを付けるのに四苦八苦していると、後ろからチョグがやってきた。ゼスチャーで「でかいのが上がったよ!」と伝えるとこちらへ来てくれた。チョグもイワナを見て驚いていた。
チョグのほうは、どうやらロッドを間違えて持ってきたのがいけなかったらしく0尾とのこと。まさかずの予備のロッドに取り替えることにして、とりあえず車まで戻ることにした。
車まで戻りロッドチェンジをして下の瀬に移動。瀬頭に付いている魚を狙うと、ねらい通りにヒットしたが、目の前まで来てバラシ。瀬尻の方は、天気がよすぎてトゥイッチする時にできるラインの波紋の影が底までしっかりと映ってしまって、魚が避けてしまう。
もう一度上まで移動するがどこも魚の反応は渋い。また車まで戻って下の原流域へ移動することに。
初めの瀬で魚が追ってくるもののヒットには至らず。次の淵でも魚がバイトするかと思ったが、ルアーを引ける距離が足りなくバイトに至らず。その上の落ち込みでは一度魚が追っては来たが、これもバイトには至らず。原流域はこれで終了・・・。
再び元の場所へ戻ると、魚の活性がまた上がっていた。チョグが足が痛くて動けないというので一人で釣り上がることに。すると朝イチでヒットしたところでまたヒット。イワナを掛けてからすでに2時間は経過しているだろうか、ひさしぶりの1尾だ。
その後、上の落ち込みでもヒット。この魚は、川の右側で掛かって、左端まで走っていった。とても元気がいいニジマスだった。はるか向こうにいるチョグにゼスチャーで「こっちがいいよ、こっちで釣ろう」と呼ぶ。かけ上がりで反応がいいので、チョグにも距離をおいてキャストするようにアドバイス。すると、すぐに魚が追ってきた。しかし、とちゅうで引き返してしまった。また数投すると、今度は手前まで魚が追ってきた! が、あと5cmもあれば喰ったろうに、魚が手前の落ち込みに落ちてしまった(笑)。うーん、おしい!
魚が追ってこなくなったようなのでチョグは場所を変えて狙う。まさかずは下流からキャストしてヒット。まだまだ魚はいる。数投してもう1尾追加。チョグが、魚が追ってくるが喰わないというので、リトリーブ速度を遅くしたほうがいいと伝えると次のキャストでヒット! が、暴れた瞬間にフックが外れた。しかし、次のキャストで念願のキャッチ! ニジマスだ。これで再び気合いが入ったのか、チョグは上流へ登っていった。
まさかずはチョグの後を追って登っていこうと思い、チョグがさっきキャストしていたあたりへ行くと、何と落ち込みの奥の方にはまだまだ魚がいるのが見えた。チョグは偏光グラスを掛けていなかったので見えなかったのかもしれない。チョグを呼ぼうと思ったが、もう姿が見えなくなってしまっていたので戻ってくるまでここで釣っていることにした。一投目でヒットしたので魚をビクに持っていくと、なんとビクのひもが外れていた。ビクの中を見ると何尾か逃げていた。ガッカリ。
しばらくすると、40cmは軽くあるサケのようにがっしりしたニジマスが泳ぎだした。しかしこのニジマスはルアーには見向きもしない。数尾追加。チョグが戻って来たが、足が限界だから車に戻るということなので、まさかずはもう一度橋の下まで釣り上がることにした。途中の瀬では反応が無くなっていたが、橋の手前の堰堤下にはまだ魚がいた。しかし、ここではヒットに至らなかった。
次は午前中に大イワナを掛けたポイントだ。数投するとまだ魚がいるのがわかったので、ルアーが引きやすいように少し立ちこんでキャスト。すると、足下までルアーが戻ってきた時に、急に落ち込みの中から出てきた15cmくらいの魚が掛かった。あまりに手前で掛かったのでビックリしてアワセなかったので、バシャバシャ暴れてばれてしまった。しかしこの魚、ここに人がいるのがわかっていないのか(水しぶきがけっこう掛かる位置に立っていたからか?)、まだ足下をうろうろしている。気を取り直してキャストすると、今度はガツンと来た! 今日一番の引きだろう。上げると23cmくらいのいいニジマスだった。
さっきチョグが釣った落ち込みまで戻ると、チョグがやってきて「そろそろ上がろう」と言った。
「もう1尾だけ釣ったら行こう」
とチョグに待ってもらうが、なかなか次の1尾がこない。前回の悪夢が甦る・・・。そうこうしているうちにライントラブルが発生。キリがいいので納竿することにした。
釣り上げた大イワナだが、放流したものではないらしい。というのも、同じ場所でやはり大イワナを釣った人がいたようで、管理人のおじさんに聞いたら「そんなの放流していない」と言われたそうだ。どうやら産卵のためにここまで登って来たつがいのようだった。帰って捌いた時に黄色い綺麗な卵が出てきたので確信した。
たくさんの天然イワナが孵るはずだったのに、悪いことをしてしまった気がする。管理釣り場と言えどもこの釣り場を流れる川は天然の渓流なのだ。禁漁時期があることの意味を実感した出来事でした。
せめてもの償いと思い、卵もちゃんと食べました。


小さいけど綺麗なヤマメ。
ヒレピンで透き通ってます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


大イワナ。

釣行結果


持ち帰り
ニジマス(〜23cm)・・・12尾
イワナ(43cm)・・・1尾

リリース
ニジマス・・・3尾
ヤマメ・・・1尾
バラシ多数

魚の値段


イワナの卵・・・値段がつけられません...

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