昨日ちょっと不完全燃焼だったのと、今日天気がよく暖かいので、ジョイバレーへ行くか朝霞ガーデンへ行くか悩んだ結果、時間・料金的に朝霞へ行った方がよさそうだったので、朝霞ガーデンへ向かった。
ここへ行くのは初めて。外環和光北インターを降りて、適当に行けば着くだろうと思って車を走らせると、本当に適当に行って着いたのでよかった（笑）。
入口に入って思ったこと。
「うわっ、ホントに釣り堀だ！」
ルアー1号池をみてビックリしてしまった。せまい池に所狭しと並んでルアーをキャストする人々・・・。今日は11月半ばだというのにこの陽気。やはり混んでいるか・・・。
車を置いて見渡すが、ここから見える奥のルアー池も同じような感じだった。
「どうする？」
と同行H嬢にたずねると、
「せっかく来たんだからやってこう」
というので受付へ。
時刻はもうすぐ15：00。3時間券を2枚購入。4200円といわれたが、横にいたスタッフの方が、「日没までだから（2時間くらいしかないから）割引料金にしてあげて」と、割引料金にしてくれた。
車に戻り支度をする。受付横にあったマップに、奥にもルアー池があるようだったのでそこを目指して移動（というか手前のルアー池は入れるスペースがない・・・）。一番奥の池（ルアー2号池）は思いのほか広く、ちょうど2人でキャストできるスペースも空いていたので、そこで始めることに。
H嬢に昨日の朝鹿留で反応のよかったルアーを付ける。
「あのへんにキャストして、ゆっくり引くだけでいいから」
ルアー2回目のH嬢だが、数回キャストするとちゃんと投げられるようになった。しっかりとラインスラッグをとってリトリーブするように指示して自分のルアーを付けることに。とりあえずチップミノーで始めよう、とルアーを結ぼうとしていると、
「来た！」
H嬢のロッドがしなっていた。取込み方を指示して手前に寄せ、ネットに入ったのは28cmくらいのサクラマス。初ルアーフィッシュなので記念写真をとってリリース。
自分もルアーを付けてキャストすると、魚の反応はよく、ほぼ一投ごとに魚が追いかけてくる。が、喰わない。リトリーブスピードを極端に下げるとヒットした。ニジマスだ。
その後、H嬢にもまたヒット、自分のルアーにもヒット。自分のルアーから魚を外そうとしていると、魚がバシャバシャと暴れ、ラインがブチっと切れて魚ごと水の中へ消えていった・・・。大ショックだ。よりによってチップが・・・。横着しないでネットに取り込んで外せばよかった。フライ用のフォーセップは渓流では使いやすいが、こういう池ではグリップの部分が持ち難いので手間取ってしまったのだ。大失敗。大後悔・・・。ごめんよ魚・・・。
ふと横を見ると、3人くらい横になまずハンター氏の姿が！
「ついに来ちゃいましたよ〜」
と声を掛けると、昨日の今日（なまずハンター氏も鹿留へ行っていた）ということもあり、まさかここにまさかずが来るとは予想もしていなかったようで驚いていた。
「混んでるからやる所ないでしょ」
どうやら、やはり今日は混んでいるらしかった。少し話をしていると、H嬢がまた1尾掛けていた。
気を取り直してルアーを付け替えてキャスト。テンションが下がると同時になぜか魚の活性も下がってしまったようだ。放流が1度あり、H嬢が1尾追加。自分もルアーを引くと魚が追いかけてくるがなかなか喰わない。手前50cmくらいまで魚が追ってきたのだが、このままでは喰えそうにないので一瞬ルアーを止めると、バクっとルアーに喰い付いた。が、魚は異物感を感じないのか逃げようとも何もしない。喰ってないのか？ と思い軽くアワセを入れると、グイグイと暴れ出した。ネットに取り込むと40cmくらいのブラウントラウトだった。ブラウンは普段20cmくらいのものしか見ていないので、このサイズだと迫力があった。
しかし、4時をまわるとすっかりアタリも無くなった。H嬢もアタリはあるようだが、フックアップにはいたらないみたいだ。H嬢が4時半くらいにH嬢が上着を取りに車に戻ったが、それから再び戻ってくるまでの30分近くの間にまさかずのアタリは1回だけ・・・。
陽が落ちかけてだんだんと水面が見えなくなって来た時に、すーっ、グングン、アタリか？ と思ってよく見ると、場所を移動したなまずハンター氏のラインにルアーがからまっていた。そう、魚が来ていたのはなまずハンター氏だったのだ（笑）。
「すみませ〜ん、ライン絡んじゃいました」
どうやら魚が走ったところにまさかずのルアーが絡んでしまったようだ。ラインを寄せてもらって、絡んだ自分のルアーをラインを切って外し、なまずハンタ−氏が落ち着いて取込みをした。上がってきたのは40cmをこえるイワナ。「でかっ！」と思ったが、ここでは別に普通のサイズとのこと。
元の位置に戻ってルアーを付けようとしていると、
「来たよ！」
H嬢にヒット。暗くてよく分からないが、これまたデカそうだ。ネットですくうと、45cmはあろうこれまた立派なイワナだった。H嬢の使っていた柔らかいロッドではたいそう引いたことだろう。魚の写真をとったりしていると、魚から外れたルアーのフックがまさかずの上着の袖に刺さってしまった。よく見ると、イワナが掛かっていたフックが延びていた。フックを外したところで、キリがいいので納竿することにした。
なんだかスッキリしない釣果だったが、家からの距離と料金を考えるとこんなに混んでなければまた来てみたいと思った（後から聞いた話だと、この日はとくに混んでいたみたいでした）。
しかも釣果を見ると、釣った数は同じでも同行H嬢にやられちゃったって感じです・・・。
