■賑わうルアーマン、しかし水中は閑散とした川・・・

日にち
天気
気温
ターゲット
7/3
晴れ
30℃

ニジマス・ヤマメ・イワナ

場所
潮流
水温
群馬県ようらく
-
17℃
釣行記

10:00〜17:30

土曜日が休みになったので、金曜日に急きょ予定を立てて釣りに行くことにした。同行のO氏が前日送別会で遅いとのことなので、朝イチから行かなければならない渓流はやめにして、少し遅く着いても楽しめる管理釣り場に行こう、ということでようらくへ行くことに決定。
ひさしぶりに行ったため、家から掛かる時間を勘違いしていたのと、途中で渋滞していたせいもあって到着したのは9時半過ぎ(8時半には着くと思っていた)。

受付で管理人さんに、
「ルアー多いですか?」
と聞くと、
「ルア−多いよ。今日はルアーばっかだよ」
とのこと。う〜ん、どうなのかなぁ。結局支度を終えて川に降りたのはほぼ10時だった。
先週雨が降ったので水があるのを期待していたが、川はひどい渇水。しかも人が多い。しかもそのほとんどはルアーだ。キャストを開始するが魚のチェイスはない。小さな瀬にも魚の影は見えない。と、上流からビクに魚を20尾くらい入れた人が降りてきた。どうやら、釣りやすい魚は釣りきられてしまっているようだ。
二人で釣り上がるが、ほとんど反能無し。開始20分ほどでやっと1尾目がヒットするがバラシ・・・。う〜ん、渋い。さらに進んだ堰堤下でやっとヒットしたが、15cmくらいのヤマメだった。釣れたのは嬉しいが小さいのでリリース。すると横で釣っていたO氏にもヒット! 18cmくらいのヤマメ。O氏は同じポイントで23cmほどのブラウンも追加。

その後、人が入っていなさそうなポイントへ移動。思った通りこちらには人が入っていないようで一投目からチェイスがあった。流れが少し早いところなので、下流からゆっくりとサスペンドさせながらトゥイッチするとヒットした。今度は20cmくらいのヤマメだった。まだ魚がいそうだったので数回キャストすると再びヒット。しかしバラシてしまった。ばらしたせいかもう魚は出てこなかった。
次に、いかにも! なポイントがあったので移動すると、さっそくO氏のルアーに執拗なチェイスをする魚がいた。まさかずもキャストすると、ブルブルッとアタリが。軽く合わせたつもりがそのままルアーが水面からすっぽ抜けてきた。バラシたかぁ・・・と思ってルアーをみると、なんと7cmほどの小さなヤマメが付いていた(笑)。とても綺麗な魚体なので、もしかしたら自然繁殖したものかもしれない。写真を撮ってリリース。そのポイントではチェイスする魚はいるもののそれ以上ヒットさせることは出来なかった。
再び移動したところで,まさかずが何度か投げてチェイスしていたが食わせられなかったヤマメを、「俺が仇を取る」と言ってキャストしたO氏が見事にキャッチ。
さらに移動したところで、まさかずが投げたルアーに大きな影が付いてきた。
「なんかデカいのがいますよ」
再びキャストすると今度はヒット! 目測で30弱くらいのイワナだ。足場が少し高いのでそのまま引き抜こうと思ったらラインブレク(涙)。おろしたてのルアーをロスト・・・。
気を取り直してルアーを付け替えて数投キャストすると、さっきよりさらに大きなイワナがヒット! この距離でみても35アップなのは間違いない! 問題はどこから取り込むかだ。さっきみたいに引き抜くとラインが切れるかも。左に回って・・・などと考えていたらバレた(泣)。バーブレスフックだったのでかかりが甘かったのか・・・。それ以上魚は出てこなかったので、釣り歩きながら車まで戻って昼食にすることに。渋い一日だけにバラシた魚が悔しい・・・。
「今日は厳しいですね〜」
「もう少し水があればね。水があるところは叩かれすぎてるし・・・」
「去年来た時はこんなこと無かったんですけどね。とにかく魚が少ないですよ」

とにかく水が少ないのと、魚が全然いないので釣果が伸びない。去年来た時はこんなことは一度もなかったのだけど・・・。言い訳がましく聞こえてしまうかもしれないが、本当に魚の姿が少ないのだ(前年比20%くらい?)。
春に某ルアー釣り雑誌に掲載されたせいでルアーマンが多く来るせいだろうか、魚はスレきっているし、魚影がほとんどない。前はいかにも「管理釣り場」的にサスペンドする魚の群れが見えたのだが、今日は目視できる魚は数える程度・・・。放流量も少ないのだろうか。やはり雑誌で紹介されるとこうなってしまうのかなぁ・・・。
昼食後はロッドを堅めの物に替えて再び釣りを開始するが、ビールを飲んだせいか急激に睡魔に教われダウン。1時間ほど寝ているとO氏が帰ってきた。
「どうでした」
「全然ダメ」
夕方になって活性が上がるかと思ったが、そもそも魚がいないポイントが多いようだ。まだ眠かったが、もうすでに時刻は5時近かったので、少し釣りをすることにしてO氏と入れ換わりで川へ降りた。

普段であればこの時間でも魚がいるポイントにも魚影はまったく無く、大きめの淵ではスレ切った魚ばかり。人のやっていなさそうなところ・・・とキャストしていると、さっきやったときは全然魚が出てこなかったところでガツンとヒットした。ずっと軟らかめのロッドを使っていたせいかアタリが大きく感じる。魚の引きを楽しみながら寄せると、22cmほどのブラウンだった。まだ魚がいそうだったのでコースを変えてルアーを引くと、再びアタリが。今度は20cmくらいのヤマメ。それ以上は魚が出てきそうになかったので場所移動。
イワナをバラシたポイントでは何の反応もなく、上がろうかな・・・と引き返しているときに、岩影に魚がいるのを発見。ルアーを通すと反応はするが食わない。ルアーを替えてアクションも遅めに引くとガツンとアタリが! グイグイといい引きをするので少し慎重に取り込むと、24cmくらいの太ったヤマメだった。まだ釣り足りなかったが、このヤマメのおかげで少し満足できたので納竿することにした。

それにしても魚が少なかった。朝イチから釣っている人はそこそこの釣果が望めるかもしれないが、午後あの反応では厳しい。今の時期でこの水量というのも辛かった。
雑誌のほとぼりが覚めた頃、また行きたいと思う。


ものすごい渇水・・・去年一番水がなかった時よりさらにすくなかった


O氏にヒットしたヤマメ


こんな小さなヒレピンヤマメもヒット。自然繁殖した魚体なのかとても綺麗だった


夕方に釣れたブラウンと捨てられていた空き缶。みなさんゴミは持ち帰りましょうね


いい引きをしてくれた太いヤマメ


管理釣り場なのに寂しい釣果・・・

 

釣行結果


持ち帰り
ヤマメ(〜24cm)・・・3尾
ブラウントラウト(22cm)・・・1尾

リリース
ヤマメ(7〜15cm)・・・2尾

魚の値段


ヤマメ1尾・・・2500円(今回も高級魚・・・)

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