■ひさしぶりの渓流釣行

日にち
天気
気温
ターゲット
8/8
晴れ
31℃

ヤマメ・イワナ

場所
潮流
水温
栃木県思川
-
16℃
釣行記

5:00〜17:30

ひさしぶりの渓流釣行へ。同行者もひさしぶりにお会いするY氏。一緒に釣りにいくのは3月以来だ。
今回は、Y氏が最近よく行っている思川へ釣れていってもらうことにした。
「今日は1尾釣れればいいですよ」
行き掛けにはこんなことを言っていたまさかずでしたが・・・。

夜明け前に思川に到着。すでに車が1台停まっていたが、支度をして川へ降りる。思っていたよりも水量もあり流れが早くルアーを通すのが難しい。開始早々、ウグイのチェイスがあった。その後、ヤマメらしき魚のチェイスがあるが食わせることが出来ずに上流へ移動。今回はオリジナルルアー4号のリップを付け直して再挑戦。泳ぎはまぁまぁ(?)だったので、そのまま使うことにした。
しばらく進んだところでよさそうなポイントに着いた。先にキャストさせてもらうがキャストミス・・・。しかし、
「今付いてきてたよ!」
こちらからは見えなかったが、どうやらチェイスしていた模様。だが、やはり1投目のキャストミスがいけなかったらしくここで魚をあげることは出来なかった。
この川も(どこもだろうが)クモの巣がすごく、遡行、キャストにいちいち支障をきたす。まぁ、もともとそこにいるのはクモの方なので、なにも文句は言えませんが・・・。
アタリがないまま進んでいくと、大きめの淵が表れた。
「ここもいいポイントですよ」
Y氏が言う。ここはいつもヒットしている場所だそうだ。まさかずがキャストしても無反応だったが、Y氏にヒット! しかしバラシ・・・。魚影が見えたのでしばらくねばるがダメだった。
そこからしばらく釣り上がると、大きな淵の脇に先行者の姿が見えた。先行者が上流へ移動したので、その淵へ移動。キャストすると、岩魚が岩影から飛び出してきた・・・がバイトせず。思いのほか魚の数が多いようなので期待してキャストを繰り返す。が、反応するもののバイトには至らない。
はぁ〜っ、食わないなぁ・・・と目の前まで引いてきたルアーを止めた瞬間、突然グイグイグイっとロッドに生命反応が。どうやら目の前の岩の下から出てきた岩魚がバイトしたようだ。あげると、23cmほどの痩せ細った岩魚だった。数尾キープする予定だったが、あまりに痩せているのでリリース。その後は反応も無くなったので上流へ移動。
堰堤を高巻いて上流へ。
浅い瀬へキャストすると、なにか付いてくる影が2つ・・・。ウグイだ。岸ギリギリのところでバイトした。その後は上流へ移動するもウグイのチェイスがたまにあるだけでヤマメのチェイスはない。上流へ上がるのが厳しくなってきたので車まで戻ることにした。
途中地元の方と立ち話をして、車まで戻る今度は下流へ釣り下がることにした。Y氏はルアーからフライへ持ち替えて川へ降りた。
少し下ったところで淵尻にサスペンドしているヤマメを見つけたがルアーには無反応。すこし休憩すると大きなアブが周りをブンブン飛び回る。恐い・・・。子供の頃はなんとも思わなかったが、最近ではバッタさえ触るのがイヤになっているのに気が付いた。とくにここ1年で。なんでだろう?
その後、釣り下るとヤマメのチェイスがあったがバイトせず。それからも数回ヤマメのチェイスはあるもののバイトさせることはできなかった。
道路へ戻ると日はすでに高く上っていた。とにかく暑い。先ほど話をした地元の方が夏場はかき氷を販売していると言っていたので寄ってみることにした。
昔ながらの手動の機械で削られたかき氷はとてもおいしかった。30分ほどその方と話をしたあと車へ戻る。すぐ近くに発行路の森という管理釣り場があるが、ポンドなのでこの天気ではおそらく厳しいであろうと判断し、隣を流れる秋山川へ向かうことにした。

秋山川上流は名栗川上流のような渓相で、釣りやすいとは言いがたいが、個人的には好きなタイプの渓相だ。ここでもクモの巣に泣かされ、途中数回チェイスがあったが、Y氏もまさかずもバイトはなかった。
下流はどのあたりまでヤマメがいるかなぁ、と川を見ながら走っていた時に「滝」と書かれた看板を発見した。「滝」→「滝つぼ」→「岩魚」と単純な発想のまさかずが「行ってみましょう!」と言って滝へ行くことに。入り口に付くと大きな堰堤があり滝まではしばらく歩くようだ。しかも流れは細く、魚止めの大堰堤がついている。
「とりあえず堰堤の上を見てみよう」
ということで堰堤上に移動。すると、そこそこ水量のあるたまりになっていた。じーっと水中を見ていたY氏が魚を見つけたがウグイ・・・と、まさかずの指に違和感が。指を見ると、ヒルがくっ付いていた! 急いでヒルを地面に擦り付け、
「Yさん、ヒルがいます!」
「マジで!?」
とりあえず車まで賭け戻る。その後、お互い背中を見せあってヒルが付いていないのを確認。いや、びっくりしました。
とりあえずこのあたりではもうヤマメは居そうにないので、着替えて(まだウェーダーを着ていた)Y氏にフライを借りてキャストしてみた。
「ここでこう振るんですよ」
Y氏はとても簡単そうにやっていたが、自分でやってみると、「あれ?」全然飛びません・・・。しばらく練習してみたが、一向にフライはうまく飛んでいかない・・・。こんなに難しいものだったのか。
Y氏がお手本にウグイを掛けてみせてくれたが、見ていると面白そう。あれで、渓流でヤマメに食わすことができたら面白いのだろうなぁ。
暗くなってきてフライも見えなくなってきたので納竿。本当に1尾という結果になってしまったが、ひさしぶりの渓流はとても楽しかった。


思川


やせほそったイワナ


ウグイもヒット


思川を道路から眺める


秋山川上流部。小さな淵や落ち込みが連続する

 

釣行結果


イワナ(23cm)・・・1尾
ウグイ・・・1尾

魚の値段


持ち帰りなし

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