土曜日に仕事が入らなくなり、職場の後輩Yが休みが取れるようなので「渓流行かない?」と誘ってみた。いつもは渋り顔のYも、この日は「行きます」と乗り気。ルアーも買って、いざ渓流デビュー!
当日の天気は、初めの予報では曇りだったが、週末が近づくにつれて下りに修正・・・。ついには雨の予報になった。しかし、少量の雨のようなので、釣行決行。釣り人もすくないだろうしね。Yはというと、前回の釣行で尺ヤマメをばらしたポイントへ入るとよと告げると、「メジャー持ってきて下さいね」となぜか尺ヤマメを釣る気マンマン。尺じゃなくても釣れればいいんだけど・・・。
というわけで秋山川へ。到着時は曇りでまだ雨も降っていない。実績のあるポイントからスタート。
スタートするが、魚の気配がない。しばらく進み、尺ヤマメをバラシたところへ来るもアタリなし。その後、実績の高いポイントへ辿り着いた。
「魚がいれば一発で来るから」
まさかずがキャストするとルアーに猛烈なチェイスが! ヒット! ヤマメだ。
「すごい!」
「いった通りでしょ」
掛かったのはいい型のヤマメ。ドラグを調整しようと気をそらした途端、バレた。
次にYがキャスト。すると、こちらにも執拗なチェイスが! しかし食わない。
「今の見えた? チェイスしてたでしょ」
「来てましたね!」
ちょっと興奮気味のY。魚はいるので、少し場を休ませる。
再びYがキャスト。チャートカラーのビートルに再び猛烈なチェイスが! しかしまた食わない。
「これって投げてれば釣れるんじゃないですか?」
Yはもう釣った気になっているようだ。しかし、そんなに甘くはない。それ以降、チェイスは無くなった。
再び釣り上がり、いいポイントでキャストするもチェイスはない。予想以上にゆっくり釣り上がったためか、上流に人が入っているようだったので場所移動。5月にNがニジマスを釣り上げたポイントへ行くことにした。
しかしこちらも反応は渋く、一番いいポイントにはすでに人が入っていた。仕方なく引き返して今度は釣り下ることに。すぐにまさかずにヒットがあったがまたバラシ。もう少し釣りたかったがYが体力の限界のようで上がることにした。